12月23日,
今回のトレッキング、目指すは3210mの景勝地プーンヒル
am7:00,バッティにてビスケットや持参した味噌汁、バナナとオレンジで朝食。 果物がとても美味しいのです。オレンジはちょいうど旬で一番安い場所では一個7円くらいで買えます。 価格は高度と共に最高価格は一つ25円くらいまで上昇。
料理好きな私としては様々なスタイルのキッチンを見せてもらうことも旅の大いなる楽しみの一つであります。
こちら方面は資源を大事にすることと海抜が高く沸騰点の差があるためなのか圧力鍋を多用することが多いようで様々な大きさの鍋を使い分けていることに感心いたしました。
これを見てしまったらば日本で通常手に入る圧力鍋はどうしてあんなに大きくて重くて大げさな鍋しか売ってないのか残念な気がします。
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シンプルで軽い |
小さな物では1ℓの圧力鍋からあるのです。
今宵の宿、バンタニのバッティでは7種類くらいの大きさの圧力鍋を使い分けてました。
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圧力鍋の蓋。7種類の大きさ |
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かまど、調理品目が多い時はガスも両方使います |
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いくつもの滝があり水は美しく澄み切っていた |
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早朝、日陰では葉が凍りつく |
朝の澄み切った空気の中、昨日よりは少しだけ階段も少ないぶん楽な気持ちで野鳥を眺めたり、屹立する国花シャクナゲ(ラリグラス)、ヒマラヤ杉などの木立の中を快適に歩くことができます。
途中、 私たちが歩き進む道は街道でもあるわけで家畜の移動に道を譲り合うこととなるのです。 今日はヤギが滝のごとく、子ヤギ達も必死に親からハグれまいと爆走するアンナプルナ外院でありました。
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空の色。。蒼い |
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ヤギが降る |
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ゴレパニの入り口 |
昼は10時半からロング休憩。
11時からランチタイム。
11時45分に出発して12時20分に小休憩を挟み2時、ゴレパニ到着。今日の宿はゴレパニマウントビューホテルです。 ホテルといっても大きめのバッティ。ところが今夜はシャワー、トイレつき。久しぶりのトイレ付きのお部屋で気持ちが楽。
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ゴレパニからプーンヒルに至る道すがら8000m級の山々、アンナプルナ、マチャプチャレを仰ぎ見る。 正面の一番高い山はアンナプルナ・サウス。右となりはゴンカプルナ、その右がマチャプチャレ |
休憩後、pm5時にプーンヒル到着を目指しゴレパニのバッティを 3時半発。 サンセットを目当てならば出発は4時で間に合うのですがビスターレ・ビスターレ(ゆっくりゆっくり)旅ですから早めに出発なのです(ヘナチョコのアタシに合わせ)
高度3000mを越しまして息は、上がり喘ぎ喘ぎの1時間20分のトレッキング。 他の面々はもちろん元気いっぱいですが私ひとりのみ、ご苦労な登り坂。 けっこう息は苦しいですよプーンヒルまで。 そして日もトップりと暮れたところでヘッドライトを頼りに45分かけて下山。
足元は所々で雪が氷りつき、慎重に歩みをすすめつつ祝いのビールに心がハヤる下り坂。
バッティでは中国人、韓国人、オーストラリア、アメリカ人と多国籍なダイニングで
到達祝いの夕餉を囲みました。
本日18.000歩。
今宵の宿はシャワー&トイレ付きのお部屋で少しお高め500rp(650円くらい)
食事はカトパニ(お湯)ポットのサービス100rp,ロキシー(焼酎)100rp,
生野菜サラダ250rp,ジンジャーティ80rp, エベレストビール400rp,
シャワーはありますが寒すぎて使えません。。今日で何日、風呂に入ってないだろう?
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夕景のアンナプルナ・サウス。頼りになる2人と共に |
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下山後は祝いのエベレストビール。野菜は味が濃くてとても美味しい |