2012年8月29日水曜日

HOKKIDO木村秋則自然栽培農学校 8月26日

 過日、木村校長をお迎えし仁木農場にて講義がありました。
木村さんの指導で春に切断面を上にして浅く植えたジャガイモです。
一度も土寄せは致さずとも、しっかりと大きなジャガイモになりました。                                               通常、自然栽培ですと作物の重量は重くなりますが、小さく育ちます。
しかし、なぜかジャガイモはしっかりと重くそして大きく育ちました
問題のお味でありますが、でんぷん質は豊かで最高品と言えるでしょう!

農学校のオーナー村松弁護士

2012年8月23日木曜日

雨降りのもんじゃ君

 今朝は深夜より続く雨で、たいがいの猫ちゃんたちは
濡れる事が嫌いなわけですから
今日はもんじゃ君、どこで一日
雨宿りするのか?うちの車庫で一日過ごすのかな、、濡れずにいるとは思うけど、、、
なんて独り言を頭のなかで呟くように迎えた朝でした。

窓の向こうに、、 
朝から居たー!もんじゃ君
しとしと降る雨に濡れながら大きな樹の下でうちのお茶の間を窺うもんじゃー!
猫バカの心を鷲掴みにするの、巧いよ野良ちゃんは、、、


木のベンチで和むのが習慣






2012年8月22日水曜日

自然栽培米生産者からのメッセージ

『稲は見ている、私を』                              それは金谷さんから発せられた印象的な言葉でした。                        稲作の慣行栽培から転換をはかり5年目の夏に思う自然栽培への想いとメッセージをここで伝えたいと思います


                           
 
 4年目はそこそこ採れた、今年は正念場なのだ。                 息子には米だけで食べていけるというバトンを渡す。
そして地域の人には自然栽培の結果を見せなければいけないという金谷さんの自然栽培にかける想いの数々を2012年8月5日、記録して参りました。


 北海道久遠郡せたな町の米農家、金谷さんの稲作経営は収穫の秋を迎えても、借金が増えるだけ。                                    その当時、金谷さんにとっての春とは、『秋にはどうせ借金増えるだけ』だと感じる季節でしかなかった。                                    そして息子共々に出稼ぎ込みの、まして米に感謝するなどと、そんな感情など沸きもしない農家であったそうです。

そのようなやりがいの無い農業経営を続けている日々の中で
奥様がリューマチを発病され、強く転換を迫られる思いと向き合っていた、まさにその時。
平成19年度、木村秋則氏の講演会に出かけて行き、金谷さんご夫妻は『これだ!』
強く直感を覚え、平成20年度より慣行栽培から自然栽培への大転換をはかった。
慣行栽培と両天秤にかける事もなく。
命がけで自然栽培と向き合う覚悟を決めたのだそうです。

そこからは、除草の為に田植えからのひと月半は膝まで田んぼにつかり、毎日10キロ、除草作業に明け暮れる、しかし、それが苦にならない結果が秋に金谷さんを待っていたのです。

出稼ぎに行かなくとも、トラクターも農機具も買えた。
それに春の植え付け時期と草取りの1ヶ月半が過ぎれば時間の余裕も生まれる。
代掻きは荒く、なので機械の油も食わない、米に悪い影響を与えたくないので、息子を圃場で叱る言い方すら変わり、親子で会話が増えた。
このごろはやっと余裕も出てきて、生物を見る余裕も生まれ、そうすると総てが共生している、自分はあめんぼう、すずめ、とんぼ、総ての生き物に生かされている事を実感した。
農薬使う農業にはこのような感動は無いと言い切る金谷さんでありました。

稲の出来がよければ田んぼにすき込む藁の量も増える、すると来年度のための栄養も増える事になるという、まさに持続可能な圃場なのである。
今年の刈り取り予定は9月10日を予定。
肥料を与えている時代には考えられない収穫量を予想しているそうです。

今は、仕事が楽しくてしかたない金谷さん、二時には目が覚めてしまい、その日一日の作業を考えるというクリエイティブな感性が満たされる仕事の楽しさも語っておられました。

自然と向き合う農業から金銭以外で得たものは『すがる』のではなく『感謝の心』

近隣地域の人々は、自然栽培の農業に魅力を感じている、だから結果を見せることが自分の役目なのだと過去の独りよがりの自分とは脱却した、
農家としての他者への配慮の心は
一人の農従事者としての意識を超えたところにあると私は感じるのです。

                     2012年8月5日金谷農場にて  


リンゴの樹と会話する木村さん。
稲の視線を感じる金谷さん。

人の心も変えてしまう自然栽培の普及を今後も
どうぞ宜しく御願いいたします。

周囲を自然の森に囲まれた圃場

右は金谷さんの息子さん

HOKKAIDO木村秋則自然栽培農学校の生徒さん






2012年8月21日火曜日

視えないけど鉄人

2012年8月19日(日)北海道神宮の杜の中にある開拓神社の神輿渡御が開催されました。  北海道開拓に御尽力された37名の御霊を祀るその神社の神輿は日本最大級4.5㌧。神輿を支える担ぎ棒は6本。担ぎ手は200名は必要なくらいの大神輿であります。 『わっしょい』という語源は和を背負うというところから来ているのだと北海道神宮の神職からは教育されているところですが、まさしく和を持って担がなければ、規則正しく律動のような神輿のリズムは乱れ、調和が乱れると神輿見物の人も楽しい気分にならないのです。                そして神輿渡御の最中は、神輿には神輿の華(アダ花です)といわれる喧嘩で象徴されるように、男女の意地のぶつかり合い、気持ちの勢い、粋も含めちゃいますが、人の中の業が織りなす情緒がスパークするのが神輿渡御の醍醐味の一つかと思います。               そのような、けして安全性の高いとは言えない場所へ障がい者を御連れして、このたび4.5tの開拓神輿を担ぎました。
その動機は幾つかありますが、開拓神輿渡御の中核を担う団体『和っしょい北開道』主催者からそのような薫陶を受けているという事も一つであります。           障がい者を支える、渡御の機会を作る。そのような心構えだったでしょうか?       祭りも終盤に差し掛かり、自分はサポート的な役回りのはずが?はずがです、、上り坂では障がい者の方に背中をさりげなく押され?                            その方は視えないのに、トライアスリートですから(笑)              佐呂間では100kランを完走し、、、水泳も1500mをサクサク泳ぎ、そうだった彼は鉄人だった。
鉄人、宮腰さん
ウッカリしてました、ほんと。そこをはき違えてました私。                          怪我の無いよう、事故に(喧嘩に巻き込まれぬよう)合わぬよう、上から目線思考ですもの全くの。アララ勘違い。                        
鉄人ですから、担ぐ担ぐ、、、休みませんこの方、鉄人ですものねー、、、。      そこで自分は、当然のおつきあいする訳です。担ぐワケです神輿を、鉄人とずーっと共にね。真夏の炎天下の中をひたすらに。                      神宮までの帰り道約1時間10分、ひたすら膝の痛みに耐え、足にこさえた豆の痛みに耐え、喘ぐがごとく坂を上る私の背中が押されてるではありませんか?障がい者さんから、、、                                                 そのブザマな後半の時間は私にとりまして珠玉の出来事であります。                                       『下から目線』変更。『二度とこのようなヘタを打つまい』                                 再来年、次回の神輿渡御の折にはけして鉄人に心配をかけぬよう『痩せるのだ』、モチベーション頂きました。         『視えないけど鉄人』貴兄よ、再来年は心配かけぬよう鍛え直す所存です。   
                    

もんじゃ君の半野良生活

もんじゃ『いいお天気ねーニャ』 

もんじゃ『いい暮らしねーニャ』
基本おネエ言葉の二匹でしょうか?
先日、怪我のお手当をしなくちゃで捕獲され、ついでに去勢もされたもんじゃ君。              我が家の家猫なぎちゃんに接近作戦を連日繰り返しているところであります。 家猫なぎちゃんも去勢♂で、気のいい猫ちゃんだということでなのか、少しずつ『お近ずきになりたい作戦』は進行してます。第二次作戦は、冬を迎える前には家猫にして貰えたら、、、最初は玄関だけでも、、、(酔って女の子のお家に泊めて貰いたい時、玄関だけでもという口癖の男子がいたな何処かに)                                                                                   

2012年8月2日木曜日

夏の庭で

8月を向かえて庭では朝顔が咲くようになりました。  今朝は朝顔の花芯にセッセと潜り込むミツバチ君8件。お尻をポコンと突き出した無防備な姿が可愛いです。昨今は花粉症対策で花粉が出ないよう遺伝子操作した植物が増えているそうです、、                                蜂が居なくなると人類は生きていけない訳で蜂様も大事にして貰いたいものです遺伝子組み換え企業さん。

帰ってきたもんじゃ君

首輪に片腕を通してしまい、脇がすれて広い範囲の皮膚が裂けてしまっていた「もんじゃ君」、病院で怪我の処置も終わり、ついでに去勢もして猫ちゃんにとっては悪夢のような二日間だったでしょう、、、ゲージから離れてビッコひきながら、遠くに去るもんじゃ君の姿に胸がつぶれそうで、それは安心と淋しさでしたが、もう二度と姿を現すことも無いのでしょう、、、と思いきや(笑)                              1時間後には帰ってきて毎日、ニャーニャーと家に入れろコールであります。しかし我が家の「家猫ナギ君」の心中を察すると飼ってあげられないのです。  ここは、割り切って半野良として生きていってもらうしかないのですが深夜に猫の戦う声が聞こえてくると弱っちい「もんじゃ君」、今朝も心配で不安な朝を迎えたのですが、昼には元気にニャーニャーとやってきました
凄く、不思議です、わなに入れられて、病院に連れて行かれて恐怖の二日間を味わったのになぜ、私を恐がらないのか、、、?猫には私のラブラブオーラが見えてるのでしょうか???

ドアの前で居座るもんじゃ君
手前が「家猫ナギ」、左端にちんまりと遠慮がちに「もんじゃ君」

2012年8月1日水曜日

折ってもまた着くキュウリ(自然栽培)

自然栽培のキュウリ

密着させました
ぶら下げても落ちません
HOKKAIDO木村秋則自然栽培農学校で栽培されている野菜は収穫期を向かえて生徒さんみずからの出荷作業が行われております。      自然栽培のキュウリはポキッと折りましても細胞がしっかりしているので、くっつけると、ちゃんとつくのです  ぶら下げても落ちません。  手品みたいですが仕込みはしてませんよ。