2012年4月3日火曜日

自然栽培では土が放射能汚染されない

先ごろHOKKAIDO木村秋則自然栽培農学校が開校され、木村校長の講演、ならびに講義を50数名の生徒と共に聴講した。
講義の内容の中に、放射能汚染の問題に触れた部分があり、紹介したいと思う。


2011年度、木村さんは福島県、伊達市から30分の距離の地区で米の作付けを行ったそうです。      地域としては放射能汚染の状況であり、許可を得ての作付けを行った。
そこは、木村さんの自然栽培に賛同した農家さんが8年前から肥料、農薬、除草剤をやめた田んぼの土であった。
育った稲からは、放射性物質は一つも検出されなかったのです。
その理由として考えられることは、土が団粒化されていたので、隙間だらけな訳だと。
ちょうど、ゼオライトがhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B8%E7%9F%B3、放射能に効果が高いと国として効果を認めたところだったそうですが。

土がゼオライトのような多孔質になっているのが、この自然栽培の土なんです。
この田んぼからは、どこを調べても放射能物質が検出されなかった。


チェルノブイリでは、放射能を食べるバクテリアがいる。
それはチェルノブイリで発見されている。
そこに放射能があったからそれを食べるバクテリアが発生したんです。
やがて、福島県、放射能に汚染された地区にも必ず発生するのではと思います。

以上、木村秋則さんの講義より
2012年3月25日(日)
北海道余市郡余市町、中央公民館において

この現実が、自然栽培が
やがて福島県、農業の信頼回復に向けた力になっていくことを願うばかりです

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