2012年3月9日金曜日

ブータン 02

ブータンでは1955年まで、冬の首都と夏の首都が合理的な事に別であったのだ。
標高1350mのプナカは、亜熱帯の気候で全般的に標高の高いブータンの中でも冬は過ごし易い地域なのでしょう

冬の首都、プナカではドゥクバ・クンレという性豪の聖人伝説が残る。   ゆえに、家々の壁には至る所に性豪のお印が描かれており、おおらかな佇まいの町であった

このたびの旅の同行者である文化人類学者の辻先生の考察では、性の開放こそ、この谷あいに住む人々の遺伝子が濃くなってしまう事を避けるための古人(いにしえびと)の知恵であったのだろうとの事。

殺生をしない、そして犬猫への施しもブータン人の常ゆえ、猫たちにとっては平穏な日々なのだろう

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