2015年1月29日木曜日

余市の古民家でワイン会

沁みが付いてしまいましたが当日セレクトされたワイン
ニッカウヰスキー蒸溜所の町、余市ではワイン用葡萄の生産は国内で最大でもあるのです。

そのような町ですから、個人のお宅でワイン会を開くという事もよくあることなのですよ。
 最近の事ですが、雪がしんしんと降る夕暮れ、余市の古民家で陶芸を製作、販売しておられるjunioさんが開催するワイン会に行ってまいりました。
http://junio.jp/about-us/

セレクトは中根酒店さん。
お題は北海道のワインであります。
しかしながら
葡萄の産地はすべて余市というオチではありました。
北海道のワインに主眼を置く中根酒店さんセレクトというだけありまして、『ドメーヌ・タカヒコ』も一品。
『タカヒコ』のエチケット、古民家にとてもよく似合っていました。
また、
一昨年開業された大型のワイナリー『オチガビ』のワイン私、余市に居ながら恥ずかしい事に初めての試飲(ケルナー2013)でありましたが、
とっても素晴らしかった。

香りのコク、
北海道の白ワインでこれだけのエネルギーを感じさせる香りは初の体験です。
キャマンベールチーズを彷彿させる雰囲気で、香りの豊饒さは今宵の他の白ワインを圧倒していた感があります。

ああ、次回が楽しみ。










junioさんのお品、ご案内

元は漁家だったであろう古民家、神棚が貫禄でありました

junioさん、ギャラリー

2015年1月19日月曜日

ニッカウヰスキー余市蒸留所

ニッカウイスキー余市蒸留所、夜の佇まい
 ニッカウヰスキー余市蒸留所に国内全域から多くの関心が集まるだろう事など、札幌より移住した22年前は思いもよらぬ事でありました。
  しかしながら移住して以来、ネイティブ余市町民と気持ちは一緒でニッカウヰスキー余市蒸留所の存在は明らかに私のなかで確実に誇りであり続けてきたのです。

余市町民の誇りニッカウイスキー場内を『マッサン』主題歌を口ずさみながら試飲込みで冬の晴れ間の大人散歩

敷地内は日本庭園とは異なる欧州的なあしらいに手入れがされていて
もしかしたら、ここは日本国内に実存する『ニッカウヰスキー自治区』なのかと錯覚したくもなります。
余市蒸留所内を散歩すると時計の針のスピード感が緩やかに変化していくような気がするからなのか                                   jR北海道、余市駅で電車を降りるとすぐ正面に『ウヰスキー自治区』の弥栄(いやさか)を目にすることができます。


冬季間の試飲コーナー



阪神大震災前まではティールームとして活用されいた建物。                     昼下がりのティータイムを楽しめたのですが現在は耐震基準が満たされないとのことで長らく営業休止中。このことは本当に残念。バニラティーとジャム添えのスコーンがとても美味しかったのです。


蒸留棟

ニッカウヰスキーのシンボルマーク、狛犬なんだそうですね

ニッカウイスキー博物館内

樹木に施す冬囲いの手業も美しいニッカウイスキー余市蒸留所の敷地

2015年1月13日火曜日

ビスターレ・ネパール9

12月26日、山を降りる日の朝ヒレのバッティを8時に出発。              10分ほど歩き、そこからは事前にオーダーしておいた悪路対応のジープに乗り換えてスダメに9時頃、到着。                                そこでカトマンズから迎えにきてくれている運転手のロミスさんの車に9時半、乗り換えて一路ポカラに。ポカラ着は10時半。

ヒレのバッティ、オーナーの息子が働くというポカラのホテルを安く提供してもらいました。
今回、お役立ちのリップクリームでした。リップバーム、またはメンソレータムリップは役にたたないのです。山では気温が低すぎて硬くなり塗れません。                           お化粧品のクリームも同じでクリーム類は硬くなりお顔でのびません。                 ですのでジェリー状のリップクリームとか乳液か、もしくは美容液タイプの化粧品は必須アイテム

手荷物を改めてチェック。トイレットペーパー、ポケットティッシュは現地調達だと値段が高いので女子は多めに持参したほうがいい感じ。ソックスは厚手を充実したほうが良い。               道中、暖房などはダイニング以外は無く身体の冷えを補う生姜、山椒の持参は、とても役にたちます。 
次回はホカロンを持参してその場その場の気温に柔軟に対応したいと考えます。                                              バッティ内は隣の部屋または廊下とは薄い壁一枚で隔てているだけなので耳栓が重宝しました。     ペットボトルの挟めるウエストバック、キャンディーもお役立ち。                  手袋はゴレパにまで行く場合は軍手だと少し足りないです。                     アナログの小さな目覚ましも移動が多い旅には便利。                        大きめのマグカップは朝のスープやお茶を飲むのに必要。シェラフは一番薄いタイプに布団という組み合わせでしたが、寒かった。      
次回はシェラフを厚手にするつもり。
ポカラ市街地からタクシーでサランゴットの景勝地(タクシーはホテルから往復2.000rp)

ビスターレ・ネパール8


ポインセチアが花盛り
 12月25日、トレッキング最後の夜はヒレのバッティでガイドのパカシさん、ポーターのオニール君とデイブ君の三人に向け感謝の宴開催です。       ネパール民謡、ダンスを皆で交換。

このようなフォークロア的な風景とは今日が最後、惜別の思いが胸に満ちて来ます



家畜と共に、自然と共に、必要な量だけ頂く世界がここにある

ガイドのパカシさんとダンス

ビスターレ・ネパール7

茶屋のヘタウマ絵
12月25日、街道を行き交うトレッカーとメリークリスマスのご挨拶を交わす一日でした。                 道は急勾配、そして石の階段続きで、ここを一日中よく登ったと感心してしまいました。                 夢中で登ったんだと思われます。                 ゴレパニから戻ると気温はとても高く感じで日中は半袖一枚でもイケる感じであります。2時間下山し、11時にウレリで昼休憩。予定の目標、ヒレに3時到着。  12.564歩でした。
マチャプチャレとも別れが近い

水を好む里芋の栽培は湧き水を散水して栽培してました。米の収穫も終わり早朝の気温は氷点下近いエリアですが育成に問題はないよう

ウレリでランチ休憩、いい感じのヤカン

仔ヤギは好奇心旺盛に私を見つめるのです

大人ヤギはなぜか小屋に隔離

『イラクサ』手に触れたとたん痛みが!翌日まで痛みが残りました。要注意です

なぜか機嫌がとても悪い少女、イラつきながらヤギを追ってました

峠を越えてみかんの行商。残りのみかん購入。

石を切り出し加工する人たち

途中、小さなキリスト教系の小学校ではクリスマスパーティー

街道を行く私たちトレッカーにも笑顔で『メリークリスマス』

クリスマスプレゼントにお花とキャンディーを頂戴しました、お礼に幾ばくかの小銭をドネート

2015年1月12日月曜日

ビスターレ・ネパール6

ゴレパニのバッティから望む『ダウダギリ』世界第7位標高8,167m
12月24日ゴレパニの バッティから望むダウダギリ。サンスクリット語で『白い山』

目指すプーンヒルでの眺望を味わい下山の途につく。am9時ゴレパニのバッティを出発。
途中では地域の人たちや家畜たちの表情を楽しみに。
馬くん 朝ご飯、一気食い その1

馬くん 朝ご飯いっき食い その2

下山中に谷間から覗くマチャプチャレ頭頂部

海抜の高いバッティでは夜、薪ストーブに火が灯されます。すると客の洗濯物がはためくのですがコリアのメンズ達、下着のパンツを公共の場に沢山干すのよ。。これは景色悪し                  行きもお世話になったバンタンティのバッティ

米粉のチャパティ一枚一枚、丁寧に作ってくれてます。食事の材料は地域の物が多くて味わい深く安心。

バッティのマダム、オムレツ作ってます。卵が新鮮で味がしっかりの卵だからオムレツ美味しい
アンナプルナ,
サンスクリット語で『豊穣の女神』
ゴレパニのバッティよりアンナプルナ1峰、サウス、ヒューンチュリ

ゴレパニのバッティより、アンナプルナ朝焼け

ゴレパニのバッティよりダウダギリ朝焼け

2015年1月10日土曜日

ビスターレ・ネパール5


12月23日,
今回のトレッキング、目指すは3210mの景勝地プーンヒル
am7:00,バッティにてビスケットや持参した味噌汁、バナナとオレンジで朝食。                      果物がとても美味しいのです。オレンジはちょいうど旬で一番安い場所では一個7円くらいで買えます。                      価格は高度と共に最高価格は一つ25円くらいまで上昇。     

料理好きな私としては様々なスタイルのキッチンを見せてもらうことも旅の大いなる楽しみの一つであります。
こちら方面は資源を大事にすることと海抜が高く沸騰点の差があるためなのか圧力鍋を多用することが多いようで様々な大きさの鍋を使い分けていることに感心いたしました。
これを見てしまったらば日本で通常手に入る圧力鍋はどうしてあんなに大きくて重くて大げさな鍋しか売ってないのか残念な気がします。
シンプルで軽い
 小さな物では1ℓの圧力鍋からあるのです。
今宵の宿、バンタニのバッティでは7種類くらいの大きさの圧力鍋を使い分けてました。
圧力鍋の蓋。7種類の大きさ

かまど、調理品目が多い時はガスも両方使います

いくつもの滝があり水は美しく澄み切っていた

早朝、日陰では葉が凍りつく
 朝の澄み切った空気の中、昨日よりは少しだけ階段も少ないぶん楽な気持ちで野鳥を眺めたり、屹立する国花シャクナゲ(ラリグラス)、ヒマラヤ杉などの木立の中を快適に歩くことができます。           
途中、                       私たちが歩き進む道は街道でもあるわけで家畜の移動に道を譲り合うこととなるのです。                        今日はヤギが滝のごとく、子ヤギ達も必死に親からハグれまいと爆走するアンナプルナ外院でありました。


空の色。。蒼い

ヤギが降る

ゴレパニの入り口
昼は10時半からロング休憩。
11時からランチタイム。
11時45分に出発して12時20分に小休憩を挟み2時、ゴレパニ到着。今日の宿はゴレパニマウントビューホテルです。 ホテルといっても大きめのバッティ。ところが今夜はシャワー、トイレつき。久しぶりのトイレ付きのお部屋で気持ちが楽。
ゴレパニからプーンヒルに至る道すがら8000m級の山々、アンナプルナ、マチャプチャレを仰ぎ見る。   正面の一番高い山はアンナプルナ・サウス。右となりはゴンカプルナ、その右がマチャプチャレ


休憩後、pm5時にプーンヒル到着を目指しゴレパニのバッティを 3時半発。       サンセットを目当てならば出発は4時で間に合うのですがビスターレ・ビスターレ(ゆっくりゆっくり)旅ですから早めに出発なのです(ヘナチョコのアタシに合わせ)

高度3000mを越しまして息は、上がり喘ぎ喘ぎの1時間20分のトレッキング。      他の面々はもちろん元気いっぱいですが私ひとりのみ、ご苦労な登り坂。                                      けっこう息は苦しいですよプーンヒルまで。                                      そして日もトップりと暮れたところでヘッドライトを頼りに45分かけて下山。
足元は所々で雪が氷りつき、慎重に歩みをすすめつつ祝いのビールに心がハヤる下り坂。
バッティでは中国人、韓国人、オーストラリア、アメリカ人と多国籍なダイニングで
到達祝いの夕餉を囲みました。
本日18.000歩。

 今宵の宿はシャワー&トイレ付きのお部屋で少しお高め500rp(650円くらい)
食事はカトパニ(お湯)ポットのサービス100rp,ロキシー(焼酎)100rp,
生野菜サラダ250rp,ジンジャーティ80rp, エベレストビール400rp,
シャワーはありますが寒すぎて使えません。。今日で何日、風呂に入ってないだろう?
夕景のアンナプルナ・サウス。頼りになる2人と共に

下山後は祝いのエベレストビール。野菜は味が濃くてとても美味しい