2013年4月18日木曜日

種 TANE/星の記憶を持つ遺伝子


ギャラリー 『フィールアートゼロ』http://www.life-deco.netで開催された、『太陽系時空間地図 地球暦』のトークイベントに行って参りました。4月11日は『星の記憶を持つ遺伝子』というタイトルでスピーカーは公益財団法人自然農法国際研究開発センター、石綿薫氏と富貴工房主催、富田貴史氏。
太陽系、全てはハーモニーである。                        その実相を自然農という視点から様々にデータを用いながらのライブトークは私自身の農に対しての眼差しが変る内容でありました。

植物の栽培には肥料を与える、施すものという意識から植物の根、自ら地中で循環があり、ミクロの世界を拡大して見ると宇宙の大規模構造と似ているのです。
そして『キャベツやレタス』植物は結球してメリットなど何も無いのに、そういう進化をしている。そして米は藁と種子との対比が一対一という、生物としては非常に歪な進化なのだという事に対して石綿氏は人間と調和する為に進化したのではないか?という考察を持っておられます。それが実相であれば、まさに太陽系の中、全てが絶妙なハーモニーで生かされていると思う他ありませんでした。
春の野菜 寒暖差が激しい環境。体の動かし始めに眠気を覚ます作用がある山菜
夏の野菜 紫外線、暑さから身を守る。果菜が豊富になる。果菜はビタミンが豊富。
秋の野菜 野菜を保存しなくてはいけない時期。防虫効果が高いしそ、ショウガ。
冬の野菜 食べ物が無くなる時期。発酵の微生物が多い。野菜を保存することができる。
まさに、これらが意味する事は私たちは宇宙に生かされているとしか思えません。

植物達は自ら生態系を作るという考察も非常に興味深く、例えば根成孔隙(こんせいこうさ)という植物の根が腐って作られた根穴、これは水の通り道となり一万年くらい平気で残るというのである。植物が自らその場所に生態系を醸すという事なのかもしれない。


土中の微生物は根からの分泌物により栄養を得ている



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